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喫茶店の多い町

私が暮らす神戸市長田区の南部、海に近い下町に多いものは、
酒屋・お好み焼き屋・お地蔵さん・お年寄り、そして私が好きな喫茶店。

この町の人、特にお年寄りは行きつけの喫茶店をもっている人が多いようです。
なかには毎日通っている人も結構いると聞きます。
なので、こんなに人口の少なくなってきたた町でも、なんとか喫茶店は生き残っています。

http://www.kobe-nagata-tmo.com/09/download/coffee2014.pdf

そして、まだまだ活性化しようとて、この「新長田コーヒーベルト」という地図が発行されました。
記載されているのは、我が家から歩いて15分以内の地域で38店舗ありました。
西側の地域が載っていないので、それを加えると50店舗ほどになりそうです。
「喫茶店の町・新長田南」と十分に言えそうです。

最近の私は、自分でお気に入りの豆を挽いて職場で一人で飲むため、喫茶店に行く機会が
めっきり少なくなってしまいました。
それでも行きつけの店はあります。

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これは、うちの塾の階下にある店です。
閉店も考えたけれど、もうちょっと頑張るそうです。
お互い歳に負けずに、無理のない程度で頑張りましょう。

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そしてこれは、私の高校時代の同級生が営んでいた店です。
年中無休状態で営業していた同級生は、頑張りすぎたのでしょうか、数年前に早逝しました。
今は共に働いていた奥さんが彼の想いを継いで、一人で店を守っています。
広くて落ち着けるいい店で、何かを読む時など今も時々通っています。

この町の喫茶店の経営者は、年配の人が多くなってきたようです。
もうしばらくすると、少しづつ店を閉めてしまうかもしれません。
次の「新長田コーヒーベルト」には、何店が残っているのでしょうか。

私の青春時代には、節々に喫茶店での語らいの思い出があります。
どうやら、全国的にも個人経営の喫茶店がなくなっていきつつあるようです。
喫茶店文化というものがあれば、この下町の片隅で少しで長く残していたい。
懐かしみながら、そう願っています。

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神戸の商店街を歩いてみる(1) 「 大正筋商店街 」

私は人が歩くみち(途・未知)がすきです。
人がたくさん歩いた跡にできた、道がすきです。
その道の周りに人が住み、生活の場所となった路がすきです。
特に周りが店に囲まれた商店街が、大好きです。

大自然の中の広々とした道は素晴らしい。
林や森の中の細い道も、私をわくわくさせてくれる。
それでも一番好きなのは、ごちゃごちゃと人と道が交じり合う商店街です。
今年は小さな旅として、近くの商店街をたくさん歩いてみようと思い立ちました。
あまりお金と時間のかからない、手軽で健康的な旅です。
せっかくなので、カメラを持って写真旅行にでもしてみましょう。

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まずは足下の「大正筋商店街」、中学校に毎日通った路です。
大正時代にできたこの商店街は、南北の中心の通りと数本の東西の通りとでなっており、
少しずつ廃れたといえども、大震災までは結構大きな商店群でした。
国道2号線に面して神戸デパートがあり、ダイエーもあり、勿論市場もあってあらゆる種類の店がならんでおり、買い物も外食もほとんどこの中で済ませることができていました。
子供の頃は、松竹と大映の映画館もありました。

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今では、懐かしい店はここだけになってしまいました。
少しずつ年を取って、人口の流出によって少しずつ廃れていく途上にあった商店街の、
息の根を止めたのは、大震災による焼失と神戸市の非情でした。
再建できなかった店、再建しても次々と閉店に追い込まれた店。
残念ながら、今のこの商店街は私の愛した商店街とは姿を変えています。

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それでも思うのは、そこに人が住み人が通る路があるのなら、前の商店街の姿と関係なく、
商店街が人であふれていた時代の記憶は、振り払ってしまい、規模も形も違う新しい形で、
人と路がまた交わり合える商店街ができる可能性はあると思っています。


Appendix

プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

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