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松岡修造氏のお言葉と、うらやましいほど素直なこども達

今日のお昼ご飯、ぼおーっとテレビを眺めておりましたら、
どこかのちょっと大きな学習塾の風景が映っていました。
松岡修造氏の日めくりカレンダーが現在大好評で、
この塾でも、各教室に教訓としてこのカレンダーを掲げているとのことです。
そして、小学校高学年か中学生らしき子達が映され、
いつも松岡氏の言葉に励まされると、うれしそうに言っていました。

松岡修造calendar

へー、こんなこんな単純な言葉でこども達を励ますことができるのだ。
へー、こんな紙の上の印刷文字が真っ直ぐにこども達の心に届くのだ。
何ともうらやましい。
私などは毎日の塾で、
どうやったらこども達に自分の言葉が届くのか、
どうやったらこども達の本心の言葉が聞けるか、
毎日四苦八苦です。

さすが、実績のあるスポーツマンには叶いません。
どんな時でも前向きに語れる精神力には叶いません。
私などは、例え相手がこどもであっても、自分が正しいと思っている事であっても、
教訓を垂れるような言い方は、恥ずかしくてできません。
満面の笑顔で、テレビやカレンダーで自信満々に自説を垂れる松岡修造氏には、
ただただ敬服するばかりです。

ただ、気になったのは松岡氏を礼賛するこども達です。
そんなに素直に、文字の意味だけを無条件に吞み込むだけでいいものかと。
言葉は、誰がいつどんな時に発した言葉か、受け手がいつどんな時に受け取ったか、
それによって変わってくるものです。
無条件な素直さには、少し不安を感じてしまいます。

私の小さな塾にも、素直な子もいれば、一筋縄ではいかない子もいます。
すぐに「はい」や「ごめんなさい」が言えない子や、
私の言葉を理解してくれていても、ひねくれた返事しか返さない子もいるし、
誉めてあげても素直に受け止めようとしない子もいます。
思春期・反抗期の子は元々ややこしいものです。

でも、私はそんなややこしい子達が可愛くて仕方ありません。
素直に抵抗なく何でも吞み込んでしまう子よりも、
訳も分からなく逆らってしまう子とか、自分を素直に表現できない不器用な子とか、
あちこちにぶつかりながら成長する子が好きです。

以上、単なるのろけになってしまいました。

ところで、松岡修造氏カレンダーの言葉で、
「崖っぷち、だーい好き」と書いてありますが、
これは本当の崖っぷちに立ったことない人の、本当にお気楽な言葉ですね。
これがこの人の芸風なのかもしれないけれど。

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プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

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