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教育現場で見つけた「何でやねん!」な事 (2)

「政治集会に出るのに、なんでいちいち学校に届けなあかんねん。」
教育現場で見つけた「何でやねん!」シリーズ、その2です。

私に可愛い高校生の娘がいたとします。ほんまはいないけど、いたとします。
父親嫌いで無愛想な娘です。でもこちらは、ほとんど溺愛です。
そんな娘があるとき父親に、
「〈ティーンズ ソウル デモ〉に行ってくるけど、かまへんか。」と聞いてきました。
「かまへんけど、父ちゃんに断りを入れるなんて珍しいなあ。」
「学校に届け出を出すのが嫌やから、代わりに父ちゃんに言うとこと思て・・・。」
「ふ~ん。よし分かった、行ってこい。父ちゃんが責任を持つ。」
「うん、アリガト。」
「き、気いつけてな。」

感激の父ちゃんは、「制服向上委員会」のメンバーになった娘を妄想したりしています。



受験や遊びや恋話だけでなく、政治や将来の事を考えている子や孫は、
私たちにとって自慢の未来人です。
ろいいろな所に参加して、いろいろな経験を積んでもらうことは大歓迎です。
ところが今の高校は、生徒を一人前として扱っていません。

先日文科省は「高校生の政治活動 Q&A集」を作成したと発表しました。
「文科省Q&A」

高校生が政治集会に参加することを、学校に管理させようとしています。
また、いくつかの自治体では事前に届け出をさせることを検討しています。
残念ながら、我が神戸市もその1つです。

元々1969年10月に、文科省は学校内外を問わずに政治活動は事実上禁止するという、
トンデモ通知を出していました。憲法違反もいいとこです。
しかし、文科省は今年10月、公選法改正による選挙権年齢の引き下げを受けて、
校外では原則認めるという新たな通知を出しました。
それでも、学校はこれまで通り生徒達を縛り続けたいと思っているようです。
届け出制は生徒達を萎縮させるに十分な効果を持っています。

文科省や学校は自分たちを、何様だと思っているのでしょうか。
学校から出れば、こども達は校則から自由です。
学校外でのこども達の行動を、校則で縛ることはできません。
また、学校はなにをそんなにびびっているのでしょう。
こども達が政治活動をしようが何をしようが、学校がその責任を負う必要もありません。
けがをすれば救急車が来るし、悪いことをすれば警察がとんできます。
そして、全ての責任は保護者である親や家族が取ります。
親にその能力がない場合は、社会が引き受けます。
学校はその社会の一員にしか過ぎません。

文科省は、能力もないくせに子どもの教育を管理しようとするな。
学校は、文科省ではなく子どもの側に立って、もっと毅然としろ。

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プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

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