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わが商店街に、無常の風が吹き続く

今日は毎年恒例の神戸マラソンの日。
呼応してわが商店街でも音楽のイベントがあるようです。仕事場の窓からなにやら歌が流れ込んできています。
先週は海外料理の屋台で少し賑わっていた。私はタイ風焼きそばを食べました。
イベントを企画実行してくれる皆さん、いつも本当にご苦労様です。

DSC04918.jpg

024.jpg

それでも、わが商店街街には震災後から無常の風が吹いております。
正確に言えば、震災前から少しずつ静かに吹いていた風が、震災で突風となり、未だに吹き続けているというところです。
商店街を通る度に、長年開いていた店がいつの間にか閉まっていたり、数か月前に開店した店があっという間に撤退したり、様々な哀しい風景を目にしてきました。
今日も、閉店というポスターが私の目に刺さってきました。

021.jpg

66年間の洋品店の生涯、わたしの年齢と一緒です。
確かこの店には、私と同級生の女性が居たはず。他家に嫁いでいるとしても、自分と同い年の店が閉じるのを、彼女はどんな気持ちで迎えているのだろうか。感慨深い思いで、写真を撮ってしまいました。

と、もう2・3歩進んだところで、ここも店終い。なんだか、ため息が出てしまう。

022.jpg

私が愛したこの商店街は、こうやって少しずつシャッターが閉まり、いずれ商店街ではなくただの通路になってしまうのだろかと、しみじみ憂いています。
自然の川が用水路になってしまい、海に恵みを運ばなくなったように、多くの日本の道がただの通路だけになったとき、私たちは心豊かな生活を送れるのだろうか。
少し大げさにそんなことを考えてしまいました。

それが心配なら、それが嫌なら、商店街好きの自分でも何かすることがあるだろう。
自分にそう言い聞かせながら、今はただうろたえているだけの自分です。
あきらめて受け入れるものと、こだわって守りたいものの区別。
ここから考えて、何か始めなければ。



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プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

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