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渡瀬恒彦さんを失った

ここ数日「森友学園疑惑」に目が離せませんが、
映画界にとって悲しい報が、突然入ってきました。
現存の男優の中で一番好きな、渡瀬恒彦さんが亡くなりました。

渡瀬 2

兄の渡哲也さんの映画界の重鎮扱いと違い、少し軽い扱いをされていましたが、
私にとっては、無頼の男を感じさせながら、はにかんだ笑顔が優しさも表す、
最も魅力的な存在感のある俳優でした。
非常に多くの作品に出演していますが、
私は極道ものだとか、オールスター大作は見ていません。
私の中で一番印象に残っているこれです。

セーラー服
渡瀬 1

そして、これです。

渡瀬 寅さん
渡瀬 3

渡瀬さんが醸し出すヤクザや流れ者の悲哀、演技以前の存在感に魅了されました。
特に「男はつらいよ」では、渥美清vs渡瀬恒彦という、
憧れの俳優同士の夢の共演が実現され、
恋敵である寅さんとの流れ者同士の会話シーンは、
名シーンとして今でも私の心に強く焼き付いています。

続く、この野村芳太郎の名作映画では、
大竹しのぶさんとのカラッとしたラストシーンが非常に印象的でした。

事件

こんな名優がTVの2時間サスペンスに出ているのが耐えられなくて、
十津川警部シリーズなどテレビのドラマは一切見ていません。
ホンモノのヤクザから、「最もヤクザらしい俳優」と言われ、
大原麗子さんと結婚するなどモテモテ男で、
芸能界で一番ケンカの強い男と恐れられた、
映画俳優 渡瀬恒彦。
今の時代にはなかなか見つからない骨太の男が、
また1人去って行きました。

合掌



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プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

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