Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

早春の風物詩、海沿いの町にイカナゴの香り漂う

3月に入ると、私たちの町の路地には独特の香りが漂います。
古くから住むご婦人方が、一斉に「イカナゴ」を煮始めます。
新鮮取れたてのイカナゴを醤油と砂糖と生姜で一気に煮上げるという単純な料理ですが、
神戸の西部から播磨地域にかけての、海沿いの町の名物料理です。

イカナゴ 1

我が家は少ない方で10kg位しか煮ませんが、多い家では毎年20kg以上煮ます。
20年ほど前までは1kgで300円から500円程度のの安い小魚の代表だったのですが、
この頃は当時の3~4倍の値段になり、高級魚に変身しつつあります。
それでも値段に関係なく、魚屋にはイカナゴ入荷時間には行列ができ、
それを買ったご婦人方は、連日せっせと煮てはあちこちに送り出しています。
地域外の親戚友人にイカナゴを送ることを生き甲斐にしているかのようです。
この辺りの郵便局や宅急便も、イカナゴ用の特別パックを用意して待ち構えています。

それでも、このイカナゴ文化にも少しずつ変化が起きてきました。
若い人や他の地域から来た人たちもイカナゴを煮始めたのはいいことなのですが、
若い人は小さい方が食べやすく調理しやすいので、小さいうちに煮てしまいます。
漁師さんもそれに併せて小さいうちにイカナゴを獲り切ってってしまい、
結局、大きいイカナゴは入手できなくなってしまいました。
もともと「イカナゴの釘煮」というくらいで、五寸釘くらいの大きさが主流だったのです。
なので私たち古くからイカナゴを食べている人間は、できるだけイカナゴが大きくなるのを待って、
煮るだけでなく焼いたりもして、イカナゴその物の味を楽しみたいのですが、
これも世の流れであきらめるしか仕方ありません。

イカナゴ 2

それでもとにかく私もこのイカナゴが好物で、ほぼ毎日食卓に出ています。
特に写真の右にあるイカナゴの親である「ふるせ」が大好物です。
なかなか手に入らないのですが、運良く見つけました。
写真の左側が若者向きのイカナゴで、大きなイカナゴはこの2種類の中間位です。
また巻き寿司の中に、イカナゴとタクアンを入れたイカナゴ巻きも絶品です。
イカナゴの季節には、何度か手巻き寿司を楽しみます。
亡き母に伝授してもらって、うちのカミさんもすっかりイカナゴおばさんです。
お陰で、これからもずっとイカナゴが楽しめます。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

コメント

管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

日だまりのトラ猫      (加島 一正)

Author:日だまりのトラ猫 (加島 一正)
神戸の下町で20余年、ちっちゃな塾を営んでいます。
どんな子でも自立して社会に出れば、そこそこ幸せな生活ができる。そんな世の中にしたくて、こども達と学び会う今日この頃であります。
映画を見たり、珈琲を飲んだり、犬や猫を撫でること、それに商店街のぶらり歩きと、なにより食べることが大好きな、団塊世代のじいさんです。

最新記事

最新コメント

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。